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飯久保 智; 古屋仲 秀樹*; 竹内 謙*; 小原 真司*; Loong, C.-K.*; 樹神 克明; 社本 真一
no journal, ,
対相関関数、atomic pair distribution function(PDF)を用いて、水素化すると金の吸着剤として高い機能を発揮するマンガン酸化物ナノ粒子の局所構造の決定を行った。放射光X線,パルス中性子を用いてPDFを求め解析した結果、PDFと回折パターンを同時に説明する局所構造はR-MnOであることがわかった。金吸着活性をもたらす水素化は、R-MnOのMnをMnへと価数を変化させて、金吸着活性点をつくる役割を持っていると考えられる。
境 誠司; 楢本 洋; 陸川 敦*; 鳴海 一雅; 谷本 久典*
no journal, ,
自己組織化による微細な材料・素子構造の形成は、微細加工やリソグラフィーに立脚する従来プロセスの技術/コスト面からの適用限界を打破するアプローチとして、さらには、それらの適用が困難な分子性/クラスター物質などの新材料を機能化するためのアプローチとして注目されている。われわれは、これまでに生成を明らかにした遷移金属-C化合物と低融点金属の反応により、自己組織的にCをミクロパターン配列(パターン周期:2-30m)できることを見いだした。その場観察等の結果、In液体がNi-C化合物に浸透する過程で浸透波面のNi-C化合物が分解して波面付近にCがストライプ状に集積し、そのような状態に至ると波面の移動が停止するが、その後、一定時間を経てIn液体波面の移動が再開する過程を繰り返す結果、主成分としてCとInのストライプからなる周期パターンが生成することがわかった。現時点で波面移動の停止・再開に関与する化学プロセスは明らかでないが、Cストライプ内でのIn-Ni合金粒子などの析出・再溶解過程の関与を推測している。本研究で見いだした脈動的パターン生成挙動は、散逸系自己組織化現象の一様式である反応-拡散機構で説明できる。
樹神 克明; 飯久保 智; 田口 富嗣; 社本 真一
no journal, ,
対相関関数を用いた構造解析手法(PDF解析法)に対する有限サイズ効果を、さまざまな形状の粒子について連続体近似を用いて動径分布関数を計算することによって調べた。有限サイズ効果を考慮したPDF解析の式を導出し、それが実際に実験結果を再現できることを示した。
田口 富嗣; 井川 直樹; 山本 博之; 社本 真一
no journal, ,
カーボンナノチューブをテンプレート材料として、1200C,100時間の条件でSiと反応させることにより、単相SiCナノチューブの合成に成功した。X線回折の結果、1200C,100時間の条件でSi粉末と反応させたカーボンナノチューブのほとんどは、SiCへと変質してることがわかった。TEM観察の結果、単相SiCナノチューブだけではなく、カーボンナノチューブの周りに均一にSiC層が形成しているC-SiCナノチューブも合成されていた。これらナノチューブを、さらに10Torr,1300C,5時間の条件で熱処理を行うことにより、SiCナノチューブの周りに均一にSiO層が形成しているSiC-SiOナノチューブの合成にも成功した。